台湾阿里山正山烏龍茶

[台湾阿里山正山烏龍茶]は善濡により、厳選される樟樹湖茶区にある善濡自営の茶園で育てられ、その立地条件の素晴らしさと模範的な有機栽培による茶樹管理のために台湾の茶業界では非常に高名な茶園でもあります。　この茶園で育つ台灣阿里山正山烏龍茶は、まるで阿里山から降り注ぐ霧を思わせるような上品で落ち着いた香りを持ち、味わいは非常にまろやかですが、とてもしっかりとした滋味を持ち飲みごたえのある口感をお楽しみいただけます。更に国際有機スイスSGS認証台湾支社が定めた基準に準じて有機栽培産物の検証を行っています。残留農薬223項目検出ゼロの安心安全な台湾阿里山正山烏龍茶をどうぞ。[検査認証方式：逐日にLot by Lotで、認証番号：FA/2010/71661]。

阿里山茶は海抜1000m~1800mの茶畑で嘉義縣の番路郷・竹崎郷・梅山郷・阿里山郷を中心として石棹茶葉区と樟樹湖茶葉区と太和茶葉区と瑞里茶葉区と頂湖茶葉区に栽培された茶葉の総称です。その特徴として、「高山気」と呼ばれる高地栽培茶独特のフルーティで爽やかな香りと、甘くまろやかな口当たり、飲んだ後喉の奥から湧き上がる甘さ「回甘」（フェイカン）が挙げられます。また、昼夜の寒暖の差から茶葉に養分が蓄積され厚みを持つために、[台湾阿里山正山烏龍茶]が10煎前後まで長くお茶を楽しむ事ができるのも特徴的です。阿里山茶の特徴を決定付ける大きな要因として、高地特有の気候が挙げられると考えられます。霧が発生し易い高地では日照時間が短く、平地の茶葉と比較して光合成（炭酸同化作用）が阻害される為に、お茶の旨さ（甘さ）の成分であるアミノ酸の比率が大きくなり、良い茶葉が出来ると言われています。高山茶の喉越しの甘さや、まろやかな旨みの秘密は、茶葉に含まれるアミノ酸の比率の高さに有ると思われます。

茶葉が球状に丸まっており、緑の中に褐色を帯びたものが上級品とされます。表面に蝋のような光沢を帯び心地よい香りを放出しています。手のひらにのせるとズッシリした重量を感じる事が出来ます。水色：阿里山の自然が凝縮されたような、とても透明感のある黄金色です。茶底：淹れた後には綺麗な『一心二葉』或い『一心三葉』が現れます。軽発酵・軽火焙のため茶葉は緑色を残し、柔らかです。飲んだ後、舌にほんのりと甘みが残る深い味わいが特徴です。

*[お茶を淹れる方]：茶葉の量:2~3g、お湯の温度:100゜C　、浸出時間:5~6分

~~ご注意点~~

1.お湯を沸かすときに注意!

2.事前に茶器にお湯を注ぎ込み温めます。

3.水質：水は軟水のほうがいいです。軟水は茶葉の色、香り、滋味を影響しないからです。硬水を使うと茶水は渋くなり、香りも大幅に減ります。茶道具：正確な茶道具を使うと茶湯にプラス効果が増えます。

4.もっともよい保存方法はしっかりと密封した状態でお茶の保存する場合の基本的な考え方ですが、茶葉はにおいを吸着しやすくて、光、温度、湿気、酸素によって劣化しますので茶袋を缶やタッパーに入れて保存いただければと思います。

5.最初に舌に触れた時の感触。舌の上で転したときに発生する風味。喉越し。後味。

品質監督: 茶道専門家金春枝[1986年から茶園の栽培、製茶、販売、お茶文化の教育]

委託製茶：善濡茶行有限公司[善濡茶文化]

日本代理：承得貿易有限公司(Global Chainder Limited)