複層ガラス加熱プレス成形装置
樹脂製スペーサー仕様の複層ガラスを生産する際に必須の設備です。2枚のガラスを合わせた後、当装置のヒート部とローラー部を通し、必要に合わせた複層ガラスを製造します。
原料注入段階には、ゴムカバーローラーがガラスを送り出していくため、任意の幅のガラスを製作するのに適しています。
装置の硬度を確保するため、装置の主体は高強度・高品質のスチール管で構成されています。
ヒート部分は、出力の調整が可能な外国製遠赤外線加熱管を採用しており、上下で相反する方向に均等に配置されていることから、熱効率を高めています。
加熱室入口には左右2ラインの位置検出スイッチが設置されているため、ガラスの大きさに基づいて左右の調整灯の作動を制御でき、省エネ効果があります。
ローラープレスには硬度のあるゴムローラーを使用しています。
赤外線ビームセンサーを装備しており、過圧防止や、ガラスが設定温度以上になった場合の自動警報機能があります。
緊急時に対応できるよう、外部には引綱スイッチがあります。
技術仕様
電圧:380V / 50Hz
稼動動力:60 kW
加工寸法:max.2200 mm min.300 mm
圧着寸法:max.50 mm
寸法精度:max.0.20 mm
加工速度:0-4 (m/min)
ローラー直径:150 mm
外形寸法:3680×2700×1280 (mm)

ブランド名:HAYA