【PM1610個人線量計の機能】

PM1610は線量当量と線量率それぞれに2段階の警報値を設定する事ができます。警報値を超えた場合、音、画面、振動で警報します。設定メニューで音と振動アラームの設定が可能です。

非揮発性メモリ を採用し、線量率の変化、放射線量レベル、時刻及び警報時のレベルを最大4000回まで手動または自動で記録できます。

◆　継続パルスX線及びガンマ線の測定
◆　警報値を超えたときにアラーム音、画面、振動で警告
◆　手動/自動で最大4,000件の記録が可能
◆　USB接続でPCと通信、充電が可能
◆　バッテリ残量警告

◆　2つのボタンで簡単操作

【商品詳細】

耐衝撃ラバーケースと蛍光バックライト付き液晶ディスプレイを搭載し、どんな厳しい悪環境や悪天候でも簡単に操作できます。

病院、鉱山、税関職員、原子力局担当者などX線やガンマ放射線物質の取扱作業者にお勧めします。

PM1610はPolimaster社により開発された、個人線量当量追跡ソフトウエアを搭載し、最大100基のPM1610X線ガンマ線個人線量計のシリアル接続が可能です。

このソフトウェアにより、USBプロトコルでパソコンに情報を送信し、分析、処理を行い、管理センターで必要なデータベースの作成を行うことができます。

個人線量当量追跡ソフトウエアの主な目的
・有効性及び使用時の安全性の改善
- 国境警察と税関
- セキュリティーサービスと緊急対応サービス
- 医療機関
- 郵便及び貨物配達員
- 原子力発電所職員
- 放射線とアイソトープ（トレース）研究施設
- 救急対応機関

・実験時における放射性核種や電離放射線源取扱の安全性を改善
・線量当量及び線量率のコントロール、また作業者の放射線障害の危険性が高まった際の警報により作業者の安全性を改善
・放射能汚染やテロ攻撃の早期警戒

このユーザーソフトウェアにより、作業者の被爆モニタリング構造の作成が可能になります。
ユーザーはそれぞれグループ（管理者、オペレーター、ファイルユーザー）が割り当てられ、情報へアクセスしたり上限値の設定をすることができます。
構造の複雑さは、その機関のニーズや必要事項、プロトコル、利用構想などによりかわります。

”個人線量当量追跡”ユーザーソフトウエア機能
・各計測器およびユーザーのデータロギング
・計測器の構成と設定
・接続した計測器のデータからデータベースを作成（最大100基）
・ユーザーデータベースの作成（最大100人）
・ユーザーグループの割当（管理者、オペレーター、ファイルユーザー）
・ユーザーの役割に合ったアクセスレベルと警報値の設定
・ユーザー個人に合ったアクセスレベルと警報値の設定
・各ユーザーグループ及び/または個人ユーザーの操作（動作、編集等）
・各計測器に記録されたデータを基に総合情報システムの作成
・ユーザーグループまたは個人ユーザーのデータを基に、テキストや図を用いたレポート作成