韓国のロッテグループは、中国にある店舗を売却する方針を固めた。新華社が報じた。
フランス通信社の15日の報道によると、ロッテグループの広報は、「中国においてすでに一定期間、通常の営業ができなくなっており、ロッテグループは中国にある一部の店舗の売却を始めることをすでに決定した」とした。
フランス通信社によると、ロッテグループの稼ぎ頭であるロッテマートは中国におけるスーパーの業務を維持するために、今年3月に3600億ウォン(約360億円)の緊急資金を投入し、最近、さらに3400億ウォン(約340億円)の資金を追加投入することを決めていた。
ロッテマートは、今の状態が続けば、損失額が1兆ウォン(約1000億円)に達すると推計している。ロッテマートの中国にある112店舗の約80%が既に営業を停止している。