上海市政府は12日に行った記者会見で、上海の通関地における貿易がここ数年は世界と全国に占める割合を上昇させており、規模はすでに香港やシンガポールといった伝統的国際貿易センター都市を上回ったことを明らかにした。新華社が伝えた。
上海市商務委員会の尚玉英委員長は記者会見で、「グローバル貿易情勢が引き続き低迷することを背景として、上海の通関地貿易が近年は世界と全国における割合を安定的に上昇させている。2016年の通関地における貨物貿易の輸出入額は6兆8820億元(約109兆1278億円)に達し、全国の28.3%を占め、世界の3%以上を占め、規模はすでに香港やシンガポールといった伝統的国際貿易センター都市を上回った」と述べた。