シリコンって何?
シリコンとは?
シリコンは別名「ケイ素」と呼ばれていて、地球上で酸素の次に多く存在している元素です。シリコン樹脂は、シリコンを原料として人工的に作られた有機化合物(2種以上の元素が化合してできたもの)のことで、普段から私たちが使用しているいろいろなシリコン製品の材料として活用されています。
シリコンには、次のような特性があります。
耐熱性・耐寒性に優れる
シリコーンは耐熱性・耐寒性に優れ、製品によるが、-70℃〜200℃という広い温度帯で使用することができる。
表面張力の低さ
シリコン樹脂は表面張力(縮こまって丸くなろうとする性質)が低く、撥水性(防水性)(水を弾く(排斥)性質)や消泡性(泡を出さない性質)、離型性(表面の粘着や焼き付きを起こさない性質)に優れています。
毒性が低い
シリコーンは毒性が低く、人体には無害でアレルギー反応が少ないと考えられていることから、哺乳瓶やおもちゃといった赤ちゃん用品にも使われている。
電気的特性
電気絶縁性に優れているので、電気配線やケーブルの被覆(ひふく)によく使われます。
シリコン製品の代表例
代表的なシリコン製品としては、次のようなものが挙げられます。